Masakazu Yoshida

鍋でご飯を炊くコツ

2015-01-11 17:00

ふっくらの炊きたてご飯はおいしいですね。

炊飯器がなくても、鍋でおいしいご飯を炊くコツのようなものをご紹介します。コツさえつかめば、米が持っているポテンシャルの80パーセントぐらいのおいしさは引き出せるようになります。

鍋は、蓋ができるものであれば、どんなものでもご飯を炊けます。時間は、米をとぐところから始めても、炊きあがりまで最短45分です。

まず、米をといでください。水加減は、ざっと水を切ったお米を鍋に入れたら、米と同じ体積の水を入れましょう。米3カップ(≒3合)なら、水を同量の3カップ入れてください。

細いことが気になる人へ: ものの本には、水は米より少し多い目にせよ、と書いてありますが、まあ誤差の範囲です。ざっと水を切るので、どのみち水が多目になります。

さて次に、そのまま25分ほど、米を水に浸しておきます。夏場ならもう少し短かくてもOKです。

では、炊きはじめましょう。加熱時間の目安は、だいたい10分です。鍋に蓋をして火にかけ、これでもかという最強の強火にします。ここが重要ですよ。必ず強火で、沸騰するまで一気に加熱してください

鍋がグツグツしはじめたら、中火ないし弱火にします。ここでのポイントは、鍋が吹きこぼれないような火加減に調節することです。もし、吹きこぼれそうならば、一時的に蓋を開けて蒸気を抜いてもかまいません。

沸騰してから10分ぐらいで、「グツグツ」が「フツフツ」という小さな音に変ったら、火から下します。

さらに10分ぐらい蒸らしたらできあがりです。蓋をとり、しゃもじで軽く混ぜたら、ご飯を食卓へ出しましょう。